駒形こどもの森

園生活のポイント

子どもにとって「遊び」は生活そのものであり、学習の場でもあります。遊べない子、遊びを知らない子は生活していない子ども、学習していない子どもです。子どもは遊びを通して社会的態度や知恵、人間関係を学び、遊びによって豊かな想像力を身に付け、新たな遊びを作り出します。「遊んでばかりいる」とは子どもそのものであり、子どもの本質です。この本質を大切に考えています。

子どもたちの健やかな発育のために必要な栄養を摂取することだけではなく、おいしく食べる豊かな食事を心掛けています。旬の食材で季節感のある食事、また手作りを通して作っている人の愛情が伝わってくる食事を大切にしています。

「寝る子は育つ」とことわざにあるように、子どもの成長には十分な睡眠が必要です。一般に2〜3歳児で1日13時間〜14時間の睡眠が必要であると云われています。様々なホルモン分泌の為にも早寝早起きの習慣をきちんとつけ、昼間に1〜2時間は午睡できることも大切です。
こども園での午睡は心身の疲れを癒やすだけではなく、集団生活による緊張を緩和するためでもあります。脳がグングン発達する時期だけに脳の休息もかねる大切な午睡と考えています。但し、年長児は夏休み以降は一斉の午睡とはせず、個人差に配慮しながらの休憩の時間とします。